エクササイズ、ダイエット(食事制限)、食事内容の改善、生活習慣の改善といった地道な肥満解消策を飛び越えて、直接的に体脂肪を退治するのならば、脂肪切除・脂肪吸引があります。

 

ただし、体にメスを入れることでの危険性があります。ここまで踏みきれる人は多くはないでしょう。

 

今では「メスを入れないけれど、直接的に体脂肪を退治する」という方法が登場しています。「切らない脂肪吸引」と呼ばれるものです。

 

その中のもっとも新しいものが、脂肪冷却です。一般に広まるのは、まだこれからかもしれません。ですが、覚えておいていい体脂肪解消方法です。特に部分やせに有効です。

 

目次
1.脂肪冷却とは
 1-1.脂肪冷却で体脂肪がなくなる理由
 1-2.脂肪冷却、カップ式とパット式
 1-3.脂肪冷却はどこでできるか
2.切らない脂肪吸引の種類とメリット
 2-1.脂肪切除と脂肪吸引
 2-2.切らない脂肪吸引とは
 2-3.切らない脂肪吸引がいくつも種類がある理由

 

1.脂肪冷却とは

 

1-1.脂肪冷却で体脂肪がなくなる理由

 

脂肪冷却には、フリーズファットとの呼び方もあります。冷却・フリーズと名前に入っているように、やせたい部分を冷やします。

 

ポイントになる温度は摂氏4度です。もし0度より下げてしまうと水分が凍り、皮膚、神経、筋肉など全体が凍ってしまいます。この温度ならば、体脂肪だけが凍り、脂肪細胞も破壊されます。

 

破壊された脂肪細胞は新陳代謝に伴い、2、3か月かけて体の外へ出されます。

 

ですから、処置を受けたその直後から細くなるわけではありません。変化が見られるメドとしては2週間後ぐらいからです。

 

使用する機種にもよりますが、一度に冷却できる範囲は手のひら大です。1回の処理で、厚みにすると約7ミリ程度が、最終的にはなくなります。

 

脂肪細胞をなくしてしまいますので、体脂肪がたまる場所もなくなります。処置した部分に限っていえば、リバウンドはありません。

 

1-2.脂肪冷却、カップ式とパット式

 

この脂肪冷却には、カップ式(吸引式)とパット式(プレート式)のふたつのタイプがあります。

 

・カップ式

 

カップ式はその名前にあるように、皮膚にカップを当て、その部分を吸引します。この吸引した部分を集中的に冷やします。

 

脂肪を破壊する効果は強力です。

 

この吸引のために、痛みがあったり、使った跡がアザになる場合があります。

 

使用する部分には、ある程度の体脂肪の厚みが必要です。また、一度に使えるカップはひとつかふたつです。こういった条件があるために、おなかやおしり、太ももに使われることが多いです。

 

このタイプの代表的な機種は、ゼルティック(ZELTIQ)、リポクライオ(LipoCryo)、ツインクライオT(win Cryo)です。

 

・パット式

 

カップ式よりも、さらに後に出てきたのがパット式です。

 

吸引せずに、平らな冷却部分(パット)を皮膚に当てます。そのため、痛みが出たり、アザになることはありません。

 

機種にもよりますが、パットは4つかそれ以上同時に使えます。カップ式と違い、全身どこでもほぼ大丈夫です。体のいくつかの部分で、同時に体脂肪解消ができます。

 

このタイプの代表的な機種には、クリオ(CRY-O)があります。

 

1-3.脂肪冷却はどこでできるか

 

ゼルティックによる脂肪冷却を受けられるのは、美容系の医療機関(美容外科、美容皮膚科、美容クリニック)だけです。医療用に開発されたものなので、今でもエステサロンでは使えません。

 

ほかの機種は、医療機関とエステサロンの両方で使われています。

 

料金については、まだ登場して日数がたっていないために、「いくらぐらいが相場」と決めるのは難しいです。

 

使うパットの数、冷却する部位の広さ、完了までの処置の回数によっても大幅に料金が異なります。

 

また、エステサロンならば、これから人気が高まることを期待して、様々なキャンペーン(値引き)をやっています。

 

「料金が高くて、ちょっと手が出ない」と思っても、少し時間を置いて、丹念に調べてみましょう。うまくキャンペーンが見つかれば、意外なほど安い料金で脂肪冷却を受けることができます。

 

ただし、あまりに料金が安いところも、警戒が必要です。

 

本格的な機種ではなく、安いコピー製品の機種を使っている場合があります。こういったものの場合、効果もあまり期待できません。

 

2.切らない脂肪吸引の種類とメリット

 

2-1.脂肪切除と脂肪吸引

 

体脂肪を直接的に処置する方法として最初に登場したのが、脂肪切除です。皮膚を切り開き、メスを使って体脂肪の層を切り取ります。

 

次に登場したのが、脂肪吸引です。管を刺してその先端から体脂肪を吸い取ります。最初はシンプルなやり方でしたが、そのうち振動を与えることで体脂肪を軟らかくしてから吸い取るなどの改良がされました。

 

安全性は大幅に改善しています。それでも、例は少ないものの今でもショック死などのトラブルも聞かれます。

 

2-2.切らない脂肪吸引とは

 

このため、より安全性が高く、体脂肪も直接的に退治できる方法として工夫されたのが切らない脂肪吸引です。

 

中でももっとも一般的なのは、脂肪溶解注射(メソセラピー)です。体脂肪を溶かす効果のある薬剤を目的の部位に注射します。

 

危険性はほとんどありません。

 

ただし、1回の注射での効果は大きくありません。体質によっては、まったく変化がないような人もいます。

 

また、溶けるのはあくまで体脂肪だけです。体脂肪をためる機能を持っている脂肪細胞はそのまま残ります。リバウンドをすることがある、ということです。

 

これに対し、外から超音波振動を与えて、揺り動かしたり、その振動で熱を発生させて脂肪細胞を破壊する方法があります。

 

この方法で一度なくなった脂肪細胞は再生しません。ですから、処置した部分に限っていえば、リバウンドはありません。

 

このタイプのものはたくさんの機種が開発されています。施術の内容としても、その機種で呼ばれることが多いです。

 

よく知られているのは、ウルトラアクセント、ライポソニックス、ウルトラキャビテーションなどです。

 

また、「超音波振動で、キャビテーション(空洞現象)を発生させる。この効果で脂肪細胞を割って、体脂肪を流し出す。ただし、脂肪細胞自体は破壊されない」というものでは、ウルティマ・アンサンブルがあります。

 

2-3.切らない脂肪吸引がいくつも種類がある理由

 

このように、切らない脂肪吸引には、たくさんの種類があります。

 

種類が絞られていかないのは、それぞれに違うメリット・デメリットがあって、どれが一番いいともいえないからです。

 

どのくらいの期間で効果を出したいか、どの程度細くしたいか、体への負担はどのくらいを覚悟しているか、によって選ぶ方式・機種が変わってきます。

 

個人個人の体質や使う部位でも、効果の出方は違います。

 

中には、ここに挙げた方式・機種を一通りそろえているような医療機関やエステサロンもあります。

 

もし、自分で選びきれないならば、そういったところのカウンセリングで希望を伝え、自分のコンディションも見せるようにしましょう。

 

きっと一番いい方法を選んでくれるはずです。

 

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